江戸の万事に奔走する中…… 家基の願いを叶えられるのか? 出羽山形からの帰路、俄雨に襲われた宿場で磐音は、追手に襲われた若い侍を助ける。 無事に江戸へと戻り、おこんを伴ってでかけた先で出くわしたのは、南町奉行所の笹塚孫一。 またもややっかいな頼みごとが持ち込まれる。 一方、御典医の桂川甫周国瑞からは、徳川家基の要望がもたらせるのだが、桂川の周囲にも、田沼派の黒い影が忍びよる。 磐音が取った策とは……。
山形から江戸に帰ってきた磐音、たくさんの仕事が待っていた、の巻。 尚武館の人たちも、今津屋の人たちも、武左衛門も柳次郎一家も、南町奉行所の面々も、江戸のみんなが磐音の帰りを喜んでいて、本当に微笑ましい。 おこんさんも、うれしいはずなのにちょっと複雑そうなのは、磐音の山形行きを勧めはしたもののやっぱり不安だったから。 ね、やっぱりそうだよね、とおこんさんの涙に私もウルウル。 でも磐音のセリフと振る舞いに私もひと安心。 磐音自身もいつもの生活に戻ってホッとしたようで、良かった良かった。 そんな磐音だが、早速笹塚孫一から頼まれごとがあったり、西の丸様の大冒険に冷や汗をかいたりと、相変わらず大忙し。 待ってましたの孫一っつぁんや一郎太、鵜飼百助も久々に登場して、私はうれしいっ。 霧子ちゃんもかわいいし。 今回霧子ちゃん大活躍です。 デキる女はかっこいい! 頼もしい忍びに成長しておりますね。
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