一人旅でイタリアのベニスにやってきたジリアンは現地の男性と恋に落ち、やがて結婚することになったものの、式の最中に彼に騙されていたことを知り、傷心のなか逃げだした。以来、帰国して自分の失敗を家族に打ち明ける勇気も出ず、かといって、もうお金も底をつきそうで途方に暮れていた。そんなとき、ジリアンの前に思わぬ救世主が現れる。ひょんなことから知り合った公爵家の若き当主ジャンニから、産休中の秘書の代わりを務めてほしいと頼まれたのだ。ジリアンは藁にもすがる気持ちで引き受けることにするが……。
困ってた女性を、臨時の秘書に雇って助けてあげた公爵。やきもち焼きの面を見せないから、結婚にやっと踏み切れましたって話。プロポーズがラスト3ページ、煮え切らない公爵にまちくたびれた。
日本の昔話 - 柳田国男 - ビジネス・実用書・無料試し読みなら、電子書籍・コミックストア ブックライブ